切る道具について

ゼット ゼットソーα265 本体 15073

 

日曜大工で、まず頭に浮かぶのが「切る作業」かもしれません。実際、切るための道具は木工では大事な道具で、特に少し昔ならほとんど手作業でしたから、鋸(ノコギリ)の種類も非常に多くありました。

 

ただ最近では電動工具の普及で、以前よりも楽に速く作業ができるようになっています。半面、非常に危険な道具でもあるので、取り扱いにはくれぐれも注意する必要があります。

 

鋸(ノコギリ)の刃は300や330などの数字で表されますが、数字が大きいほど目が粗くなり、あさりも大きくなります。あさりは、刃先の広がりの大きさのことで、大きいほど切り口が荒くなります。

 

初心者ならゼットソー265が、価格も安く、使いやすい鋸です。替え刃タイプなので消耗して切れなくなったらすぐ交換できるのも便利です。

 

刃の荒さはオールマイティーな感じで、刃の厚みもある程度あり、初心者がまっすぐに切るには最適です。

 

更に使いやすいのは、ゼットソーα265です。αは、刃全体にアールがついているので、切断面が点で接することになり、そのため一定の力で軽く挽けます。

 

特に太い物を切るには有効で、他にもどんな状況でも切れるので、初心者にもお勧めです。

 

300番ともなると、通常使うのには少し荒いかもしれません。初心者は265で殆どまかなえるので、わざわざ買う必要はあまり無いでしょう。また、鋸では、特に表記がない物はヨコビキ仕様で、これは木目の繊維方向に対して直角に切ることを意味しています。